恋愛診断 あらすじ 【国内ドラマ】

■『恋愛診断』
注目のイケメンや美少女たちが、"禁断の恋"をテーマに衝撃的に演じたオムニバスドラマ

◆翼のカケラ 前編
世界的に有名な工芸家を父に持つ、天野翼は、編入したばかりのアントニオ美術大学になじめないでいた。ある日、翼は偶然入った陶芸部の部室で、彫刻のような美少年、藤波カインと出会った。翼は、カインの自由奔放な性格に、瞬く間にひかれていった。帰り道、街角で翼は、神永レオと出会った。レオは何者かに追われていた。レオに連れられ、ラブホテルに逃げ込む翼。それは、三人の危険な恋の序章であった。

◆翼のカケラ 中編
カインとの関係を深めていった翼は、ある日、部室を訪れたレオと再会した。おれ様気質のレオは、翼に休日、付き合うよう言い渡す。断れない翼。しかし翼は、同じ日に、カインにもショッピングに誘われてしまう。休日、カインとのデートを選んだ翼は、どこかさびし気に、誰かのメールを待つカインに、心を痛め始める。そのころ、待ち合わせの河原では、レオが翼を待ち続けていた。三人の、すれ違う思いが、次第に交錯してゆく。

◆翼のカケラ 後編
衝撃の事実を目撃してしまう翼。レオとカインが裸で寄り添っていた。翼は拒むように逃げ出した。カインへの恋心を拭い切れずにいたのだった。傷心する翼に、無骨ながら、献身的に寄り添うレオ。二人の「思い」は、ある過去でつながれていた。独り、思い出の河原を訪れた翼は、レオへの愛が育っていたことに初めて気付く。レオのもとへと駆け出す翼。悲劇のエピローグへと突き進んでゆく。

◆監督：吉田浩太、脚本：村川康敏
◆出演者：柳下大、汐崎アイル、寿里


◆サヨナラのメロディ 前編
どこにでもいる普通の女子高生、葉月佑菜の特別なこと、それは実の兄が海外でも活躍するミュージシャンであること。 ある日、幼なじみの秋村との下校中、公園でアコースティックギターを鳴らす青年を見かける。それは、5年ぶりにニューヨークから帰ってきた兄、葉月カズだった。その日から、佑菜とカズは同じ屋根の下で暮らすことに。そんなとき、カズが日本に帰ってきたのは、佑菜のことを思ってラブソングを書くためではないかと秋村に告げられた佑菜は、動揺を隠せなくて……。


◆サヨナラのメロディ 中編
幼少時代の佑菜とカズが楽しそうに遊んでいるビデオを、カズが涙しながら見ているところを目撃してしまった佑菜。ある日、カズの大ファンである同じクラスの春香から、カズが作っている新曲がうまくいけばまた海外へ帰るかもしれないと告げられる。複雑な佑菜。そこへカズからの着信。佑菜は秋村にうそをつきカズの元へ向かうが、カズの前で秋村に告白されてしまい……。

◆サヨナラのメロディ 後編
兄妹の枠を超え、ついに結ばれた佑菜とカズ。佑菜は幸せ以上の感覚を味わっていた。しかし、その日からクラスメイトが佑菜を無視するようになる。カズとのことがバレてしまったのだ。そして、佑菜はカズからの電話を避けるように……。何も知らないカズは、佑菜との連絡を取るため何度も電話をかけ続けていた。ある日、学校の校門で佑菜を待つカズは、春香たちが佑菜のことを裏切り者だと言っている声を聞いてしまい……。

◆監督：吉田浩太、 脚本：吉田浩太、田中智章
◆出演者：芳賀優里亜、塩澤英真、森本亮治、松原渓
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◆制服のイブ 前編
聖泉女子学院に転入してきた汐崎青空は、新しいクラスメイトになじめないでいた。そんな青空に一番に声をかけてきたのは、クラスメイトでルームメイトの松浦くるみだった。くるみは自分たちを運命共同体といい、それから二人はいつも一緒に行動するようになる。無邪気なくるみと幸せな時間を過ごすうち、青空はくるみへの思いに気づき始めて……。

◆制服のイブ 中編
寝ているくるみにキスをしてしまった青空。くるみはその日から、青空に対して少し距離を置くようになる。そんなとき、くるみのあこがれの先輩である佐伯マリアが彼氏とホテル街にいるところを見られ、学校を謹慎処分に。動揺するくるみ。くるみはマリアの行動に深く傷ついていた。くるみの気持ちを感じ取った青空は、マリアのことばかり考えているくるみを振り向かせたくて……。

◆制服のイブ 後編
マリアを忘れるためにキスをした、とくるみに告げられた青空は深く傷ついていた。二人の距離は離れてゆき、それぞれの夏休みが始まる。くるみはクラスメイトと帰省し、青空は誰もいなくなった学院で一人、くるみを思いながら過ごしていた。そんなとき、同じく学院に残ったマリアと体育館で出会った青空は、マリアの秘密を教えてもらうが……。

◆監督：安藤尋
◆出演者：荻野なお、川原真琴、上原歩
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◆運命のコドウ 前編
海辺。寄り添うように歩く慧とかなで。かなでが崩れるように倒れた。かなでは眼を覚まさない。慧が天を仰ぎ叫んだ。――三か月前。プールで泳いでいた医師の慧は突然、頭痛に襲われて溺れてしまう。とっさに飛び込んだかなでが、慧に人工呼吸を施した。その後、偶然の再会を果たした二人は、慧のマンションで結ばれ、甘い一夜を過ごす。二人は次第に関係を深めていく――禁断の運命に、翻弄されているとも知らずに。

◆運命のコドウ 中編
かなでが倒れ、病院に搬送された。一昼夜におよぶ手術が施される。慧は過ぎる不安の中に、かなでへの愛を確信していた。かなでは心臓の病に冒されていた。移植が必要な大病だった。手術を終えたかなでに、慧が寄り添う。しかし、死に至る病に冒されていると知ったかなでは、慧にやり場のない憤りをぶつける。二人は、次第にすれ違いを始める――慧とかなでは、運命の荒波に飲み込まれようとしていた。

◆運命のコドウ 後編
慧がかなでに別れを切り出した。運命に引き裂かれた二人。互いに「愛してる」とは言えなかった。謹慎処分を受けている慧は、独りかなでへの愛を募らせていた。突然、慧のもとにメールが届いた。かなでからのメール。「たすけて」とだけつづられている。慧はひそかに病院を訪れた。かなでの病室――そこで、慧が見たものは――二人は手を取り合って、思い出の海辺へと向かった。そこには、衝撃の「運命」が待ち受けていた。

◆監督：横山一洋
◆脚本：村川康敏
◆出演者：河合龍之介、熊井幸平、森山栄治 ほか
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